ちゃんまりの膀胱癌日記

2021年8月 54歳(女性) 健康には自信があったはずなのに、”膀胱癌”を宣告されました。治療は始まったばかりです。

2021年9月21日 TURBT手術当日

6:00に起床。手術開始予定が14:00なので、それまで絶食です。朝の時点では、看護師さんから”この日は大きな手術が2件、その他の手術が私を含めて3件で、大きな手術が予定よりも時間がかかる可能性が高いので、手術時間は遅くなるかも”と言われていました。


OS-1のみで10:00まで過ごして、12:45頃に手術着に着替えました。初めての手術で緊張しすぎて、吐きそうでした。看護師さんの予想に反して、前の手術が順調のようで、13:30くらいに手術室に行こうとしたところ、急に連絡があり、私の執刀する先生が他の手術のヘルプに入ることになったので、待って欲しいとのこと。1時間くらいは遅れるかなと思ってベットにいたら、20分くらいしてすぐに連絡があり、”手術室に入ってください”と連絡がありました。


看護師さんと一緒に歩いて手術室に向かいました。名前と今回の手術の内容を入り口で言うように言われ、緊張したまま手術室に入ると、ベッドに横になり、心電計を付けられ、脈拍をはかり、酸素マスクをつけて、点滴で麻酔が入ったら、、、意識があっという間になくなりました。


”ちゃんまりさん”と呼ばれて目が覚めました。ぐっすり眠って朝起こされたような感覚です。すぐに先生が来て、”全部取りましたよ”と言ってくださいました。自分がどんな状態なのかよくわからないまま、ベッドごと自分の病室まで運ばれていきました。手術終了が16:20くらいだったので、約2時間半の手術だったようです。手術中は、夫が別室で待機していました。私は腫瘍を見せてもらっていないんですが、夫は手術が終了すると先生が別室に来て、取った腫瘍を見せてくれたそうです。”100mLくらいのガラスの瓶4個に、1つは半分くらい、残りの3つには1/4くらい、粗いひき肉みたいなものが入っていた”と言っていました。


自分の病室に戻ってからは、吐き気熱っぽさ尿意がありました。膀胱にバルーンカテーテルが入っているので、尿は出ているはずなんですが、あまりに激しい尿意だったので、看護師さんに痛み止めの座薬を入れてもらったら、かなりよくなりました。吐き気はずっととまらず、1晩で4、5回吐いてしまいました。


19:20(手術3時間後)から水を飲んでもいいということなので、飲んだらやっぱり吐いてしまって、飲むのをやめました。
更に22:20(6時間後)から食事をとってもいいということだったんですが、とてもじゃないけど食べられる状態ではありませんでした。その後、看護師さんに手伝ってもらって体を拭いて、手術着からパジャマに着替え、体はすっきりしました。常に胃がムカムカしたまま、浅い眠りで次の日の朝を迎えました。

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